ここ数年、我が家のまわりに見慣れぬツユクサが増えてきたのは知っていました。
最初はどんな花が咲くんだろう?と楽しみにしていたんですが、普通のツユクサに比べて花が小さくて地味~。それっきり興味も失い、名前を調べてみようと思うこともなかったんです。
が!
普通のツユクサが食べられるとわかったので「このツユクサも食べられるかな?」と思いまして!どちらかといえば、葉っぱがふくよかに丸くて普通のツユクサよりもこっちのほうが美味しそう!早速名前を調べてみました♪
マルバツユクサという雑草
Googleの検索窓に「ツユクサ」と入力し、【画像】のところを見ます。
するとだいたい「それ!」と思う画像があるので、見てみたら「マルバツユクサ」という名前だとわかりました。以前だったら図鑑を開いてにらめっこして・・・でも掲載されてない!という作業や時間のロスがあったのに、簡単に検索できるようになって本当に大助かりです!
このツユクサは、多年草ではないようですが、まるで多年草のように毎年同じ場所に生えてきます。と、いうのも、地面に閉鎖花をつけて、種が出来るんだそうです。
翌年はその地面の種から芽を出してくるんですから、毎年同じ場所に生えるわけです。ほぼほぼ多年草みたいなものですよね!
雑草として駆除は厄介ですけれど、食材という目で見ると群生していて採りやすいところが嬉しいです♪
葉っぱはマルバと名前がついているだけあって、普通のツユクサより丸く、薄い印象です。1枚だけで見るとオオバコっぽいかも。
葉にはすこし産毛が生えています。
気にせず茹でます。
そして食べます。
あっ・・・
うーん・・・
えっと、まずくはないんですけど、その産毛が喉にひっかかってちょっと
飲み込みにくいかな・・・。
枝豆の鞘についている産毛だったら、茹でる前に塩で揉んで毛をとって・・・とか、レシピに書いてありますが、マルバツユクサの産毛はとりようがないので、茹でたら細かめに刻むのが喉にひっかからなくていいかもしれません。
もしくは、ナムルのようにゴマ油などでツルっと飲み込めるようにしましょうか。
なーんて言いながら、ちょっとおしゃれに見えるように、インスタ映えを狙ってゴマを散らしたり庭の黄色いミニトマトを飾ってみちゃったり!しかし、せっかく頑張ったところでインスタグラムをやっていない時代遅れの自分が
残念です!
切ってポン酢をかけて食べたら産毛は全く気にならず、とっても美味しく食べることができました♪
マルバツユクサはまだ見たことがないという人も多いんですが、地面下の閉鎖花と、地上に咲いた花の両方で種を作るので、今後驚異的に増える可能性があります。
なので、見つけたら除草も兼ねて美味しく食べてしまいましょう!
花が咲き始めていたら、先端を摘心するように刈り戻せばまた新しい葉っぱが伸びてきますよ♪まるでオオバコみたいなふくよかな葉の形と、少しふちが波打つような薄めの葉っぱが目印です。午前中の早い時間なら青いツユクサの花が咲いています。
葉物野菜が少ない夏の時期にスクスク育つ青物として優秀な草だと認定します!