こんにちは、ぼくです。
ヤブカンゾウの花の蕾を食べる事に少なからず罪悪感を感じていたぼくですが、Twitterで仲良くしてもらっている紅の銃士殿ことルシアン氏が
(ヤブカンゾウには)種子ができないですもんねw
と、教えてくれたので、心の片隅にちょこっとひっかかっていた罪悪感は完全に消滅しました!
フッ、なるほどね。私が蕾を食おうが食うまいが、ヤブカンゾウの繁殖にはひとっつも問題がないんだったら、とって食うに決まってる!
ということで、今回はヤブカンゾウの花の蕾をマリネして食べる事にしました!
マリネとは?ピクルスとの違い
ヤブカンゾウの花をマリネして食べるというアイデアは、
Twitterで魔女さんが
ヤブカンゾウのマリネが美味しかった。
と、教えてくれたので、是非試してみなければ!と思っていたのです。
さりとて、待て待て・・・
マリネってなに?( ̄∇ ̄;)
あー、ヤバイです!女子力を問われますが、私はマリネがなんなのかを知らない!まずはマリネのなんたるかを知るところからです!
基本的に自宅警備員ワイ氏、そんなオシャンな横文字を食いに出る機会なんてないんッスわ!自宅で火を焚いて焼きジャガイモやってるほうが楽しいしね~♪
マリネとは調べてみたらマリネとは
(生のまたは揚げた)魚や肉を、香味料を加え酢・油に漬けた料理。
なんだって。
ふーん・・・。ってことは、
酢漬け?
酢漬けでいいなら酢漬けって言ってよ~
マリネとか横文字出されるとビビるじゃん。
じゃあ、私が毎年作ってるラッキョの甘酢漬けは、オシャンな言葉で言えばラッキョのマリネなの?って思ったらまた違うらしく。
ああ、油を使ってないからかなー?と思ったら、そうでもなく。
ラッキョの酢漬けは『漬物』で、『ピクルス』って分類になるんだって。
へぇー、なるほど。あのハンバーガーに入ってるキュウリの仲間の『保存食』って事ね。マリネはすぐ食べちゃうから保存食じゃないもんね。じゃあ、ヤブカンゾウの蕾をいっぱいとってきて甘酢漬けで瓶詰にしたら『ピクルス』なのかな?
細かい事がわからなくなってきたので、レシピだけわかれば『マリネとはなんぞや?』という疑問なんぞどうでもいいかなって気がしてきましたが、それでももう一歩踏み込んで調べてみたら、マリネの名前の由来はフランス語のマリーンで『海の』って意味なんだって。海水に浸けて保存するみたいな調理法が原点になってるっぽい。
へぇ。
日本人が言う『マリネ』というのは、一般的には肉や魚、野菜を酢やワイン等がベースになった調味液に漬け込む調理法や料理名のことなんだって。
へぇ。
で、調味液には生のままの食材を漬けてもいいし、生のまま漬けた後に火を通してもいいし、火を通した後に漬けてもいいんだって。
なるほど、『マリネ』ってなんだ?と思っていたけど、
大雑把な料理なんだなーと理解。
攻略対象の把握が出来たところでマリネの調味液を作ります!
カンゾウの蕾のマリネのレシピ
カンゾウの蕾のマリネのレシピはこんな感じ。
【材料】
カンゾウの花の蕾 数個
オリーブオイル 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
塩胡椒 少々
カンゾウの蕾は分量外の油で生のまま軽く焼きます。
蕾の数が少ないので、フライパンは玉子焼き器を使いました。
普通のフライパンだと大きすぎて蕾が行方不明になっちゃうからねぇー。
転がしながら焼いていて、そういえば、カンゾウの蕾って
生で食べてもいいのかなぁ?
という疑問が出てきました。
とはいえ、今回は全部焼いちゃったから、次回は生でかじってみようかなと。
焼いている間に先ほどの調味液を全部混ぜて、フライパンから取り出した蕾を熱いままマリネ液に漬けちゃいます。
マリネ液にはハーブとかの香草類を使わなくていいのかなぁーと思ったんですが、今回はカンゾウの味を確かめたいからシンプルレシピでいきます!
上のマリネ液に、下の焼き蕾をドボンと入れて~
冷蔵庫で冷やしたら完成!
ごらん!マリネ液がうっすらオレンジ色に染まって美しいこと!
そうだよね、花が咲いたらそれは見事な八重咲きのオレンジ色の花が咲くんだから・・・
うわぁ・・・すごい罪悪感!!
でも、罪悪感と共に食べるヤブカンゾウのマリネは美味しかったです。
是非やってみてー!と言いたいところだけれど、ヤブカンゾウのお花の食べ方だったら、
①塩胡椒で炒める
②酢味噌和え(ぬた)
③茹でてマヨネーズ
この食べ方のほうが上位かなぁー。
塩胡椒炒めは味が濃く感じたし、酢味噌和えは文句なく美味しかった!
マヨネーズとマリネは私の中では同じくらいのポイントだけど、マヨネーズのほうが断然
手間がかからない!
と、それだけ~。
あと、マリネにするとマリネ液のレシピにもよるんだろうけれど、ヤブカンゾウ本来の甘味がわからなくなっちゃうのも残念だったかな。
いずれにしましても、ヤブカンゾウの蕾は中華料理では高級食材とされている『金針菜』のお仲間で、味がよろしい事は中国4千年の歴史のお墨付き。機会があったら是非食べてみて下さいませ~!