アオビユなんだかイヌビユなんだか見分けていないのですが、とにかく庭に生えてるそれ系の草が邪魔だったわけです。でも、「この草は食べられる草だから除草しないで残しておこう!」と思ったのは自分なので、さっさと食べてしまおうと思いました。
庭の畑で育てているシソや小カブの葉っぱにはバッタやイモムシが来ているのに、アオビユにはなんの虫も来ていないあたりがちょっと心配になるのですが、去年も食べているので問題なし!
では、早速食べて除草しちゃいましょう!
アオビユ・イヌビユの食べ方
アオビユ(ということにしておきます)の葉っぱは、表面に毛が生えて見た目がゴワゴワっぽいのです。のちに、Twitterで野食系の方に、「私が食べたとき食感ガサガサゴワゴワでひとに進められるようなものでは無くて。食べ方が悪かったんですかね~」とコメントをもらったのですが、そこは私、主婦ですから!美味しく食べられる方法を考えるのは得意です!
まず、茂った葉っぱは必ず手で折ります。手で折れないような繊維が堅くなっているところは食べられませんので、家に持ち帰る前にふるいにかけるわけです。
洗って茹でると若干嵩が減りますので、それを目安に収穫か除草してきます。
茹で上がったものは、一度そのまま食べてみるといいです。
野草は野菜とは違うので、生えている場所や収穫の時期によって味や食感が違う事もままあるので、用心するに越したことはありません。
今回食べてみたものも、「喉ごしはどうかな?」と、確認したんですが、アクが強い野草などでは、きちんとアクが抜けているか確かめずに料理すると酷い目に遭いますからね~。
今回のアオビユかイヌビユは、アクもないですし、味もホウレンソウみたいと去年食べて確認してあるので 問題なしです!去年食べたのは穂が出ている時期でしたが、今回は少し時期が早いです。
でも、去年食べたものより株が大きく育っているものを採ってきたので、念のため少し長めに柔らかく茹で・・・それを味見をしたら喉にひっかかる感じがあり・・・食べやすく、少し細か目に切る事にしました。
胡麻和えにする予定だったので、喉の滑りを良くするためにごま油もちょっと多めに使いました。
アオビユ・イヌビユの胡麻和えレシピ
・アオビユ一握り分は茹でて刻む
【胡麻和えレシピ】
ごま油 適当
ごま 大さじ2
めんつゆ 大さじ2
砂糖 小さじ1
めんつゆに砂糖を溶かしたら、後の材料は全部一緒に刻んだアオビユのボウルに入れてワシワシとかき混ぜればOKです!
今回は「喉にひっかかるなー」と感じてしまうので、ゴマの量を少し多めにしました。
ええそうです、
喉にひっかかるのはゴマのせいか!
じゃあ仕方ないな!
と、思えるように小細工をば。
そして、完成したアオビユかイヌビユの胡麻和えがこちら!
ジャーン!
ほーらご覧、
美味しそう!!
・・・に、出来ているのに、家族は誰も箸をつけませんでしたー。
なぜだ!!
っていうか、彼らは台所に置いてある生アオビユを見てしまったから・・・
野菜ならざる植物であると見抜いてしまったんですね~
美味しいのに。食べろよ、クソッ。(だだ漏れる心の声
アオビユ・イヌビユ アレンジレシピ
ということで、家族が警戒して食べなかったので、アオビユは翌朝にアレンジして出すことになりました。途中まで調理してあるものは下処理不要で時短レシピが可能となります。賢い主婦の知恵ですねぇ。
アオビユの胡麻和えに、卵を3個溶いて入れました。
アオビユがほうれん草っぽいんですから、卵を入れて加熱すれば、ほうれん草の卵とじとかほうれん草のオムレツみたいな感じになるわけです。
ちなみに、家族にバレたくなかったので
写真は撮ってません。
彩りも考えてカニカマボコも入れました。
黄色い玉子焼きの中にアオビユの緑とカニカマの赤が映える事!
色彩のマジックも奏功し、無事完食です!
一部は旦那のお弁当にも入れました。ドヤァ
家族が野草食に否定的で「野草」と聞いただけで食わず嫌いを発揮する場合には、このような
包んで隠す手法
が極めて有効です。
逆に、家族の誰かが野草食に凝っていて困っている場合には、餃子の中に入っている緑や、汁物のかきたまに入っている謎の緑、つみれの中の謎の緑には警戒したほうがいいかもしれません。
でも、スーパーに売ってない植物でも、美味しい野草はいっぱいありますから、毒がないとわかっている植物なら食べてみればいいと思いますけどねぇ!日本では雑草扱いでも、海外だと食材として普通に食べられている植物も多いですよ。
我が家では来年以降もアオビユかイヌビユは食べ続けていきたいなーと思います♪