ナワシロイチゴを山の中で見つけました。
緑の森の中では赤やオレンジの色は小さくてもとても目立つ不思議な存在感があります。
でも実はこのナワシロイチゴ、
うちの庭にも生えている!
近所の川原にナワシロイチゴが自生していて、たぶん鳥が種を運んできたのだと思います。が、茎にトゲもあるし、ランナーで増えていくし、庭で栽培するにはちょっと厄介な植物です。
それよりなにより、子供の頃から家の近くのナワシロイチゴを見ていますが、
ほとんど実が生らない。
花は花弁がピンク色で地味な花が咲くのですが・・・
マジで実が生りません。
それから、「なんだそりゃ?」と思っちゃうのですが、花は下の画像のこれが全力で咲いている状態です。調べてみるまで、ずっとこれはつぼみなんだと思っていました!
地味!!
調べてみたら、結実するかしないかは個体差が結構あるようです。
普通の植物だと、結実して種が出来ないと繁殖しませんので種の存続問題になりますが、ナワシロイチゴは多年植物ですし、地下茎やランナーで栄養生殖できるので結実しなくてもそんなに問題がないのでしょう。
と、いうことで、庭で実らないナワシロイチゴを栽培(?)しているため、お出かけした山の中で久しぶりにナワシロイチゴの実を見つけて小躍りした私です。
でもねー、知ってるんです。
キイチゴって
タネ、ゴリゴリ。
それに、酸っぱいんですよねー。
木苺という字面にはとてつもないメルヘンと萌えを感じる私ですが
現実を熟知しているので。
見ているだけのほうが、想像の中のほうが美味しいかも。
もしくは、栽培植物の『イチゴ』が美味しすぎるのがいけないかもしれない。
あるいは、たった今思いつきましたが
キイチゴに
練乳をかけない私が悪いかもしれない。
甘さ控えめなイチゴには練乳かけますからねー。
なのに、酸味ありありなキイチゴはそのままで生食しようと思ったのが間違いだったのかも。っていうか絶対それだ!
次回どこかでキイチゴを入手する事があれば、練乳をかけて食べてみようと思います。
んで、山の中で見つけたナワシロイチゴですが・・・
食べましたとも!1粒だけね!
お味は、甘酸っぱくて、『甘 < 酸』 って感じ。
タネ、ゴリゴリ。
うん、想像通り、ドンピシャな感じ。
そうだった、これこれ。というのがわかれば、それで十分満足。
私は木苺を食べてるぞー!という情緒で食べれば美味しいなぁーと。
また次にどこかで見つけたら、一番美味しそうなのを一粒だけ食べてみようと思います。
あ、練乳かけて食べるんだった!