イヌビユ

イヌビユ(ノビユ)は食べられる雑草だった

イヌビユって知ってますか?
私は最近までこの草の存在は認識していましたが、いわゆる「雑草」扱いで名前を覚えようともしていませんでした。

ところが!

このイヌビユが食べられるっていうではあーりませんか!
しかも、クセもなくって美味しいんだって♪
だったら食べてもいいし、名前も覚えてやってもいいかなぁー♪
っていうか、バッチリ名前を覚えました!
一部の地域ではノビユという名前でも呼ぶそうです。

ではではどんなものか、早速食べてみましょう!

 

イヌビユの食べ方は簡単!茹でるだけ

だいたいにおいて、「イヌ」とつく植物って「食べられない」とか「有用ではない」というレッテルを張られているようなものなんですが、イヌビユは美味しく食べられるんだそうです。

でも、この穂!穂はいくらなんでも!いくらなんでも無理なんじゃ!?と思ったら、

 

穂も食べられる。

 

えーーー!!! それはスゴイ。

ということで、庭に生えてるイヌビユをとってきました。
都会の人には庭に草が生えている状況は理解できないようですが

 

雑草生えまくりですから。

 

自宅の庭なので、犬の散歩ルートは危険ですよとか、そういう心配は一切ありません。

 

ただ、

 

どんなズボラな庭なんだ!?

 

と、思われてしまうところだけが心配です。

 

イヌビユは下処理不要で食べやすい

 

採って来たイヌビユはよく洗って、少し塩を入れたお湯で軽く茹でます。
茹で加減を軽めにしておくと素材の味が楽しめるよねぇーと思うんですが、穂・・・穂・・・穂のところが硬いんじゃないのかな?と思ってしまい、少し長めに茹でたかも。

 

イヌビユの穂は美味しく食べられる

 

花穂の部分ってモッサーとして美味しくないんじゃないのかな?のどに刺さったりするんじゃないのかな?と思いましたが、

 

全然平気。

 

これには軽く衝撃を受けました!

 

でも、いろんな野草雑草をホイホイ食べてる人の言うことなんて信用できないよー!って思う方もいらっしゃることでしょう。わかります。私も、野草食研究家の人が「美味しい!」と食べていたものを口にして「ペェッ!!」ってなった事があるからです。

 

人の味覚は信じちゃダメ!

 

でもね、雑草食に否定的なうちの旦那が、「これはなに?」と恐る恐る食べて・・・「あ、大丈夫」って普通にパクパク食べていたので

 

おおむね大丈夫です!

 

って言うか、私は旦那に「穂のところはあんまり食べないほうがいいかも?」と言ったんですが、たぶん彼、

 

穂の意味がわからなかった(笑)

 

葉っぱじゃなくて先端のモコモコしているお花の部分のことですが、普通に食べちゃってました。私はその時まだ穂を食べていなかったので、内心「ヤバイ!」と思ったんですが、旦那はなにも言わずに食べてたので、

 

私も安心して食べました(笑)

 

 

イヌビユの味はほうれん草と同じ

 

今回食べてみて、イヌビユの味はほうれん草の味でびっくりしました。

夏場はホウレンソウ育てないんですが、

 

ホウレンソウ食べたくなったらこれでいいじゃん!

 

おそらく旦那も味がホウレンソウと同じだったから特に文句もなく食べたんだろうと思います。以前スイスチャードを育てたことがあるんですが、食べにくさでいえば

スイスチャードのほうがはるかに上。

 

イヌビユは美味しく頂きました。おしょうゆと鰹節で、おひたしにしましたよ。

 

イヌビユの食べ方まとめ

・葉っぱだけでなく穂の部分も美味しい
・下処理は不要。茹でて食べるだけ
・味はそのまんまホウレンソウ
・おひたしにして食べる他、お味噌汁や炒め物にも使えそう

 

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