サザンカ

サザンカの新芽でサザンカ茶を作ろう!(自然乾燥タイプ)

サザンカの新芽でお茶が作れると聞いたので
それは是非作ってみなければいけないと思いました!

サザンカ茶・・・漢字で書くと山茶花茶。とても美しい名前のお茶です。
香りがスパイシーで素晴らしいとのことなので、どんな匂いなのかワクワクしながら作りました!

お茶の作り方はいくつもありますが、私はお茶作り初心者なので、一番簡単な「単純に乾燥させる」という方法をとりました。

香りが素晴らしく良いお茶が出来ましたので、サザンカの新芽が入手できる方には是非一度お試し頂きたいです!

 

サザンカ茶の作り方

サザンカは、通常の緑茶等になるチャノキと同じツバキ科ツバキ属の常緑樹です。
冬に葉っぱが落ちない木ですが、お茶にするのは新芽の部分を使います。
庭のサザンカの新芽は、赤みを帯びた綺麗な色です。
やわらかく、手で摘み採れる部分だけを使います。

サザンカの新芽を下の画像くらいの一握り摘みました。お茶1杯分の予定です。

意外なことに、この新芽からとても良い香りがしてきました。
どんな香りかといえば、まさに山茶花の花の香りです!
葉っぱからも香りがするなんてびっくりです!

新芽はホコリがついているので、軽く洗って水を切りました。
我が家の庭のサザンカは消毒をしていませんが、ご自宅の生垣などで試す場合には、念のためご家族が害虫駆除などしていないか確認して下さいね。

 

サザンカの新芽を乾燥させよう

 

収獲したのが曇りの日の午後だったため、翌日になってもすこし葉っぱがしおれた感じになるだけでした。
カラカラによく乾かして下さいねとアドバイスをくれた人がいたので、カラカラにするにはどうしたらいいかと考えて、車の中に入れてみました!
車の中は温度が上がって乾きやすくなりますし、突風が吹いてザルがひっくりかえることも砂ぼこりがかかることもありません。

車の中に1日入れてみるとだいぶしんなりしてきました。

葉を乾かしている間、車のドアを開けると山茶花の良い香りがして、楽しい気持ちになりました。天然のルームフレグランスとしても活用できそうです!

ちなみに、茶葉の乾燥には、ホットプレートやフライパン、電子レンジを使うことも出来るとの事。今回は「生の葉を加熱しないことで酵素の働きにより香り成分が生まれるのではないか?」というアドバイスにもとづき、加熱せずにゆっくり乾燥させました。

スパイシーな香りが出るとの事前情報をもらっていたので、山茶花の花の香りからどんな変化をするのだろうかと楽しみにしていました。

葉っぱがしんなりしてきたのを見て、「チャノキなら葉っぱを揉む」と突然思い出しました。葉っぱを揉むことで表面に細かい傷がついて乾燥も進むのではないかと考えました。

軽く揉んでみたあとの写真が下の画像です。

この時なぜか香りが生臭くなり・・・

揉まなければよかったと軽く後悔したのですが、あとの祭りというやつです(汗

しかし、「サザンカ茶はスパイシーな香りがする」と言われたので、「この生臭いところで終わるわけがない!」と、そっと車のドアを閉めました。

収獲した日から3日目、サザンカの葉はパリパリに乾燥し、葉の色は緑から茶色に変化していました!すごい!見た目はもう完全にお茶!

でも問題は香りです!香りはどうなっているでしょうか?

おそるおそる嗅いでみると・・・あっ、サザンカの花の匂いではなくなっています!

確かにスパイシーな香り!どこかで嗅いだことのある香りです。
一体どこで???

はるか昔の記憶をたどってみると、歯医者さんで治療をして、銀歯が出来る前に詰める白いセメントの香りだと思い出しました。。。

あまり良い記憶に結び付かなかったので、似ている香りが見つかって気持ちがスッキリすると同時に、「こんなはずじゃなかった感」が漂ってきました。。。

なにしろ歯医者さんの香りですからねぇ。。。

早速飲んでみたかったのですが、香りが歯医者さんで意気消沈したこと、作ってすぐよりも少し熟成させたほうがいいのではないかというご意見を頂き、ちょっと様子をみることにしました。

ちょっと様子を見ると言っても、飲んでみたいという好奇心が勝ったので、次の日には飲んでみることにしました!

「作ってから時間が経つと酸化するかもしれないしね!」と言いわけつきです(笑)

余談ですが、茶葉を保存する時には乾燥材を入れたり冷凍庫で保存するなどしないと、湿気てカビが生える可能性が高いです。お気をつけて!

 

サザンカ茶の飲み方

透明容器に茶葉を入れ、一度たっぷりのお湯をかけてお湯を捨てます。
ホコリを流す意味と、お茶の葉を蒸して味と香りを引き出すためです。

この時使うお湯は沸騰したものより、すこし温度が下がったところのほうがいいですよ。

湯気でレンズが曇っていますが、注いだお湯を捨てて、二度目にお湯を注いだところです。
慌てず茶葉の展開を待ちます。
お湯が冷めないように、容器には蓋をしました。

サザンカ茶を二煎目も美味しく飲むには

中がよく見えるように透明容器に入れたので、お湯に色がついたところで茶器に移し替えます。この時、水分を残さないようによく水を切っておくと、二煎目も美味しく飲めるんですよ。

サザンカ茶の味とは

さぁ待望のサザンカ茶のお味とはどんなものでしょうか!?

お茶の色は薄いのですが、香りがとんでもなく良いです。
乾燥茶葉の段階では歯医者さんの匂いにたとえましたが、全然違うスパイシーな香りがします。もちろん、サザンカの花の香りとも違う匂いです。

一煎目には苦みは全く抽出されませんでした。
とにかく香りが素晴らしい!今まで飲んだどのお茶よりも芳醇な香りと言っても過言ではないです!

香りだけでなく、飲んだ後に口の中がすっきりと爽やかになります。
ミントのような・・・メンソール系の爽快感といえば伝わるでしょうか?
鼻や口から息を吸うと涼やかで、まるで5月の爽やかな森林の中で呼吸しているみたいなんですよ。

 

中国茶と同じように、よく水を切っておけば二煎目も美味しくいただけます。

二煎目も香りは高いままで、スッキリした後味もよく出ていました。
こんなに美味しいお茶で、生垣にもされるほど刈り込みに強い植物なのに、商業栽培されているのを見たことがないのを不思議に思いました。
もっとも、私が知らないだけで作っている人はいるのかもしれません。

ちなみに、そんなに飲めなかったので二煎目を飲んでからしばらく放置しておきました。
ほんの少し茶葉の下に出た水分を興味本位でなめてみたところ、とても苦かったです。
サザンカ茶はチャノキのお茶と違って苦くならないのかなと思いましたがそうではなかったようです。茶葉をお湯の中に泳がせたままで置いておくと苦みが出て来るものと思われます。

サザンカ茶の利用方法

まだまだ香りが出ていたのでもう一度お湯を入れて一晩おいておきました。
水出し製法で飲んでみたいなともチラッと思いましたが、それはまた別の機会に。

一晩置いたお茶もとてもいい香りで、朝の洗顔に使ってみました。
とても良い香りで朝から幸せな気持ちになりました。
サザンカを生垣にしているおうちなどでは、沢山作って洗髪用に使ってもいいかと思います。

 

とても気に入ったので、後日サザンカの新芽をもう一度摘みました。
お茶でいえば二番茶になるのでしょうか。
一度目は加熱せずに乾燥させたものをお茶にしたので、二度目は煎って茶葉にしてみます。

 

サザンカ茶作り方のまとめ(自然乾燥)

・5月上旬頃に出て来る新芽を使う
・軽く洗って水を切り、自然乾燥させる
・専用の網などがあれば使うのがベスト
(車に入れたり、洗濯用ネットを使う手もあり)
・カリカリに乾燥するまで乾かす
・たっぷりのお湯で一度茶葉を洗い流す
・新しいお湯(沸騰からしばらくおいて温度が下がったもの)をそそぐ
・蓋をして蒸す
・一煎目の水はよく切る(切らずに置いておくと苦みが出る)
・二煎目、三煎目も香り高いままです

 

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