春の野草、ツクシ。
シーズンは短いですが、他に似たような植物がなく誰にでもわかりやすい草なので、野草初心者さんにはおススメの食材です♪
今回はナムルにする方法をお届けします!
ツクシの収穫と料理の下準備
ツクシは、ハカマは食べられませんがそれ以外の部分は食べられます。
私が子供の頃に読んだ植物の本には『ツクシの頭は苦いから取り除く』と書いてあり、長年そのようにしてきたのですが、1年前にTwitterで頭をつけたまま食べている人がいて「おやおや?」と思ったのです。早速試してみたら、普通に食べられました!頭をとるかどうかは単純に好みの問題と言えそうです。可食部も増えて大満足です!
しかし、ハカマだけは取り除いておかないと後で後悔するのでハカマは面倒でも取り除きましょう!ここに砂が隠れている事も多いです。
難易度の低い草ですし、摘み草は楽しいので、ビニール袋いっぱいになるくらい簡単に採れるのですが、ハカマとりに挫折するケースが多いようです。
私も飽きっぽくて挫折しやすい人なので、毎回一握りくらいの量にとどめています。
ツクシのアクで爪の中が黒くなるととるのが大変なので、なるべく指の腹を使ってとっています。ハカマは横に剥くよりも、茎の下に向かって剥ぐようにすると取りやすいです。
テレビかYouTubeでも見ながら気長にやるのがおススメ!
ツクシの頭はつぼんでるのと開いてるのどっちがいい?
ツクシの頭は、傘の部分がつぼんでいても開いていても、どちらでも食べる事は出来ます。胞子が入ってる場所なので、つぼんでいる時は胞子が中にあって、開いているのは出てしまっています。「胞子が開きかけると苦い」と感じる人もいれば、「ほろ苦さが春の味」という人もいます。最初はとりあえず食べてみて、自分の好みを見つけるのが正解です。
頭の食感がジャリジャリして気になる場合にははずしてしまうとか、もうちょっと茹でてみるというのもいいかもしれません。
ツクシを茹でる時に重曹は使う?
ツクシを茹でる時に重曹を入れてアクを抜くという人もいるようですが、ツクシにはワラビのような強烈なアクはないので重曹は必要ないように思います。
私は青菜を茹でる時にお湯に塩を入れて茹でるので、ツクシもそのようにしています。
味見をする時に塩味がして良い感じです。
ツクシのナムル レシピ
分量お好みのレシピになりますが、ツクシのナムルの材料と作り方です。
【材料】
・ツクシ
・ニンニク(すりおろす。チューブでも可)
・コショウ(粒コショウならなお美味しい)
・めんつゆ(醤油でも可)
・ごま油
味が足りない場合は、ほんのちょっぴりの塩、砂糖、うまみ調味料などを使います。
【作り方】
ツクシはハカマをとって軽く茹でる。ザルにあげてよく水を切ったらボウルにあけ、その他の材料と混ぜる。だけ!簡単♪
我が家の野草食に否定的な旦那ですら、ツクシは食べられる植物と認識しているくらい安心感のある食材です。短い春の旬の味を楽しみたいですね~!
ツクシのレシピアイデア色々
・卵とじ
・きんぴら
・天ぷら、かきあげ
・おひたし
美味しい食べ方を見つけたら試していきまーす!